猫の皮膚保護ウェア

うちのピーチ姫には,猫のアレルギー性皮膚炎がある。それで先月末にも動物病院でステロイドの注射をしてもらい,今回はじめてアレルギー性皮膚炎に効果があるというプラセンタのサプリメントを購入したのだ。

で,プラセンタのサプリが効くかどうかはまだわからない。様子見というところ。サプリメントの効果が現れるとしたら多分1〜2ヶ月は最低でも続けないといけないと思う。人間でもそうだから。

ピーチ姫のアレルギー性皮膚炎は,大体2ヶ月に1回ぐらいの頻度で現れる。それで2ヶ月に1回はめちゃくちゃ舐めたり噛んだりして「おハゲちゃん」になってしまう。

1度ハゲると毛が生えそろうまで時間がかかるわけだが,やっと毛が生えたと思ったらまたアレルギーでハゲ,というのも困る。

そこで,ピーチ姫にはハゲが気になる時や,「ちょっと舐めすぎじゃない?」という時には「(犬猫用)皮膚保護ウェア」を着せるようにしている。できるだけ彼女にストレスがかからないようにしたいのだが,ピーチ姫の舌は何故か他の子よりザラザラが激しくて,舐めすぎるとすぐハゲてしまうのだ。彼女に舐められると,私でも「あ,イテッ」と感じてしまうくらいなので。

ピーチ姫のウェアは「Full of Vigor」というネットショップで購入した。

https://www.full-of-vigor.jp

皮膚保護ウェアを着たピーチ姫,仲良しのラッキーと取っ組み合いをしても大丈夫

皮膚保護ウェアを着ていると,ザラザラの舌で舐めてもハゲなくて済むのだが,あまりにも舌がザラザラなのでウェアが毛羽立ってしまうのは仕方がない。ピーチ姫用に購入したウェアは,縫い目が外に出ていて皮膚に当たらないのも良いし、素材の通気性と伸縮性も良い(と動物病院の先生にいわれた)。お尻周りはちゃんとトイレに行ける仕様になっているが全身をすっぽり包めるため脱げる心配もあまりない(全くなくはない。ピーチ姫が器用なので)。

うちは子どもがいないのと,私がASD,ADHD,HSP,および適応障害のため非常に外出を苦手とする体質なのでレジャーにも何にもいかない。だからなんとかなっているけれど,ワンコとニャンコには,多分子どもにかかるくらい時間や経費がかかっている。結構大変な時もある。でも彼らがいるから生きていられる自分がある。彼らは私の子どもだから。彼らに感謝しつつ自分がしなければいけないと思うことをしたい。

夏の柴犬 ナナに涼しく過ごして欲しい

犬の起源はヨーロッパからロシア,猫の起源はアフリカ北部といわれている。特に猫は遺伝子的にはっきりしているそうで,リビアヤマネコ(リビアの山猫)が全ての猫の先祖だといわれている。

余談だが,リビアヤマネコはどこからどう見てもちょっと大きめのキジトラ猫である。日本でも,とあるペットショップに展示オンリーでリビアヤマネコがいるのだそうだが,キジトラ猫にしか見えないのでお客さんは誰も興味を示さない,という記事を読んだことがある。ウィキペディアの写真を見ても「うちのサバトラのフルフルの大きさぐらいかなあ? 色はキジトラのキルファと同じだなあ。」ぐらいの感じがする。フルフルとキルファは姉弟で,その弟が茶トラのバルバルである。私は心の中でこの3姉弟(キルファの態度がとてもえらそうなので絶対に「あねさん」だと思っている)を「レッツゴー3びき」と呼んでいる。子どもの頃にそういうお笑いトリオがいたので。

さて熱砂におおわれたリビア出身の猫に対して,犬は寒い寒い地方の出身だ。猫は寒さに弱いが暑さに結構強く,うちのキルファは夏の室温40度という普段使わない部屋に入り込むことがある。でも柴ワンコのナナはそうはいかない。

今日の外気温は携帯の気象情報によれば36℃以上である。人間の体温並みに暑い。これは犬には辛い。同じアパート(メゾネット長屋)で犬を飼っているお宅では,たいてい室内飼いか犬小屋の周りにテントを張って日陰を作るかして対策している。

昨年,うちのリビングのエアコンが壊れてしまった。管理会社に連絡したが「フィルター掃除をしてください」だったので,大慌てで冷風機を買ってナナに風が当たるように置いた。また,2階にある普段使わない部屋(猫のキルファが大好きなめちゃくちゃ暑くなる部屋)のドアを開け放ってエアコンをかけた。姉の用事で実家に呼び出されても長い時間はいなかった。ナナが熱中症を起こしたらどうしようかと気が気でなかったのだ(もちろん猫とカメも心配)。

ちなみに,壊れたエアコンを交換してもらえたのは今年の夏である。色々あって。

冷たい空気は温かい空気より下に来るので,2階のドアを開けてエアコンをつけると冷風が下に降りてくる。確かにリビングでエアコンを回すより弱いけれども,何もないよりずっと良い。

猛暑でないうちは冷風機でOKだった。猛暑になってからは2階からのエアコン冷風と,ナナはとても悲しい顔をしたけれど「体感25℃の涼感素材 犬用タンクトップ」というのを着てもらった。

タンクトップ着用中のナナ

タンクトップはPeppyという犬猫用品専門のサイトで3〜4年前に購入したもの。毎年新しい柄の涼感タンクトップや涼感バンダナ(首を冷やす)などが販売されている。元々これを購入した理由は「散歩の時に暑い」からだった。だが一昨年から昨年は自分と家族の具合が悪過ぎて昼間動けなかったから,今年は「よくよく考えたら夜歩いても良いんだな。」と気づいたから,散歩が夜になったので散歩にタンクトップは使わなかった。結局ずっと室内で着用している。青のボーダーも購入したので洗濯して交代に着せている。ナナには赤のボーダーの方が似合うと思う。

夏になってエアコンを交換してもらえたので,今はナナは部屋でくつろいでいる。横になってビローンと足を伸ばしている。

犬の熱中症が怖いのは,子どもの頃に実家で飼っていた子犬が,私が小学校に行っている間に熱中症で死んでしまったから。

ショックだった。朝は元気だったのに,帰宅した時小屋の前で倒れていた。実はその子犬は目が見えなくて,小屋への出し入れは私か祖母がしていたのだ。子犬は2ヶ月ぐらいだったので割と重くて,母犬のチロ(柴犬のミックス)は,子犬が小屋から落ちてもくわえて拾い上げることはできなかったのだ。またチロは繋がれていたけれど子犬はつないでいなかったから,日向に走り出てしまったらしい。悲しくてつらくて,以来犬が日向に出っ放しにならないようにと気になるのだ。

危機に対しての無知というのはとても怖い。

この母犬のチロもその子犬が亡くなってから数ヶ月後にウィルス感染症で死んでしまった。チロの前に私が生まれる前からいたジョンという犬がいたが,ジョンは10年以上生きたと思う。でもジョンは父が散歩がわりに鎖を解いた日に列車に近づいてあおられたショックで死んだ。チロはたったの4歳。フィラリアで死んだクマは5歳だった。もし私や家族に犬の熱中症やウィルス感染症や寄生虫の予防の知識があったら,放し飼いなんて危険以外の何ものでもないという知識と良識があったら,みんなもっと長生きできただろう。

昭和の半ばの田舎では,誰にもそんな知識がなかった。無知は罪という残酷だと思う。

チロの後,つらくてしばらく犬は飼えなかった。クマを飼うことになったのは,親戚の家で子犬がたくさん生まれて貰い手がいなければ保健所に連れて行く,と聞いたから。クマの姉妹達の里親になってくれる人も見つけた。そしてクマには本当に私が世話になった。

クマにも子犬がいて,その子犬がウィルス感染症で死んでしまった時に「この様子はチロと同じだ」と気づいて,本を調べてウィルス感染症がわかった。だから,ナナには年に1回の混合ワクチン接種を必ずしている。

クマがなくなってすごくショックで夜うなされることもあった。数年犬は飼わなかった。しかしある時子犬を保護してしまい,その子がうちの子になって,ホーリーと名付けた。ホーリーは老衰で亡くなるまで私の両親に可愛がられた。

犬だけでなく,猫のことでも色々思うことはある。でもここでは「犬の熱中症に注意」と書いておきたい。

月に一度の寄生虫,ノミ・ダニ予防お薬の日

柴犬ナナ,アメショのシムシム,保護猫フルフル,バルバル,キルファ,ラッキー,ピーチ姫の恒例行事,1ヶ月に1度の寄生虫・ノミ・ダニ予防のお薬の日。

ナナの寄生虫予防には,インターセプターチュアブルというドッグフードの粒のようなお薬(お肉味)を与えている。これはフィラリアや他の寄生虫も予防するということで,ナナが子犬の頃は,彼女自身が動物病院大好きワンコなので毎月動物病院に行っていたのだけれども,私の根性が持たなくなってしまったので,今では通販で購入している。

学生の頃に実家で飼っていたクマというとても性格の良いセッターのミックス犬がいた。私が毎日が辛くて前に進めないと悩んでいた浪人時代や,ADHD,ASD,HSPのために対人関係がギクシャクして遠巻きにされていた新採教員時代にずっと支えてくれた。けれど何十年も前のことで,私や家族にフィラリア予防という知識がなかったために,たった5歳でフィラリアで儚くなってしまった。

実家には他にも犬がいたのだが,彼らのことはおいおい書いていきたい。

クマが遠くに行ってしまってから,しばらくの間はずっとアパートで泣いていた。夜眠っても,クマが遠ざかったり埋葬されたりする夢を見て悲鳴をあげて目が覚めた。

だから「犬を飼うならフィラリア予防をする」と決意した。

その後実家ではホーリーというワンコを飼ったのだが,ホーリーには蚊の出る季節にフィラリア予防薬を与えていた。

現在我が家のバディであるナナには,1年間を通してインターセプターチュアブルを与えている。というのは,クサガメのマイキーがいるからである。

クサガメというのは体内に寄生虫がいるので,触れたら必ず手洗いしなければならないし,水槽の水換えでも周りにうっかり水をこぼさないように注意している。

フィラリアだけでなく,このクサガメ寄生虫を予防するために,ナナと猫達には必ず寄生虫予防薬を与える。それがナナの場合はインターセプターチュアブルなのだ。

前回ナナ用インターセプターチュアブルを購入したのは,多分猫の寄生虫予防薬を買っているところと同じではないかと思う(1年分まとめ買いしたので忘れた)。「うさパラ」というこちらのネットショップはとてもお仕事が丁寧な気がする。

https://usapara.pet/product/UP02346

ナナのノミ・ダニ予防にはフロントライン・プラスというアンプルみたいなパッケージのお薬。このフロント・ラインは首の後ろ(だいたい首輪のちょっと上)の皮膚につける。皮膚から吸収されて体内に行き渡るそうで,お薬をつけてから24時間は体を拭いたり洗ったりしないようにする(特に水は使ってはいけない)。

ナナはとても素直な性格なので,フロントライン・プラスの液を首に滴らせても,全く動じない。動じないどころか「何かした?」ぐらいの感じである。またインターセプター・チュアブルなどは彼女にとってはドッグフードと変わりないので「もっと欲しい」という顔をする(やるわけにはいかないが)。

フロントライン・プラスは主に「ペット・ゴー」というネットショップで購入している。

https://www.petgo.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=new-syamei&gclid=EAIaIQobChMI897PkdOl8gIVUEFgCh2MSQIyEAAYASAAEgIKBvD_BwE

このお店も対応が迅速だと思う。

猫達には,動物病院で進められたので,寄生虫にもノミ・ダニにも効果があるというブロードラインというお薬を使っている。これはいつも「うさパラ」さんで購入している。

https://usapara.pet/products/s?key=f1d5c7eacf640b718bf2b7eb102210a17ade4233&k=ブロードライン&x=33&y=13&fields=3ede57b834f01ec96390dedd71763a04f099c696%253A

ブロードラインは「ぽちたま薬局」さんでも買ったことがあると思う。

https://pochitama.pet

ブロードラインもフロントライン・プラスと同様に首の後ろ側に液を滴らせる。

1年ぐらい前までは,猫達の首輪は革製だったのであまり気にしなかったのだが,シムシムが妙齢になったので(熟女になったので)軽い方がいいかなと思い,縮緬(ちりめん)の首輪に変えたら,うっかりすると薬液が首輪に染み込んでしまって体に行かないことに気づいた。なので首の後ろと言っても首輪に触らないくらい頭に近いところに滴らせるようにした。

ちなみに,縮緬製の猫首輪は「ぽぽ猫」というショップで購入した。軽く柔らかく細身なので,首周りがハゲっぽくならないので良い。(以前使っていた革製も良かったのだが年のせいかハゲやすくなったような気がするので)

「ぽぽ猫」さんは猫関連の様々な活動も行なっているらしい。

https://www.googleadservices.com/pagead/aclk?sa=L&ai=DChcSEwjy9KiA1qXyAhUQN2AKHVkPBU4YABAAGgJ0bQ&ae=2&ohost=www.google.com&cid=CAASE-Rocsv35SmE26DSk8zCyEkFDc4&sig=AOD64_2_XcnlwuR4b_t_wR_8VgaZ7G2-PA&q&adurl&ved=2ahUKEwin7qCA1qXyAhVGD94KHXC6ABcQ0Qx6BAgCEAE&dct=1

猫もフィラリアになることはあるし,クサガメのマイキーはいるし,猫は虫が家に入ってきたりすると捕まえて食べてしまうこともあるので寄生虫予防はしっかりしたい。我が家の猫達,特にシムシムとフルフルはハンター気質が強いので,セミやコオロギなどが家に入ってこようものならシュワっとジャンプしてガッツとくわえてしまうので,そして昆虫というのはだいたい体内に別の寄生虫がいるので要注意なのだ。

話は逸れるが,シムシムとフルフルだけがハンターなわけではなく,他の子達も網戸に昆虫がとまったりすると大騒ぎなのだが,ジャンプしてまで捕まえようとするのがシムシムとフルフルだけなのだ。そして,猫がカッコよくジャンプしてセミをくわえる横で,昆虫が大の苦手な私の夫は逃げ回っているのだ。

昨年の冬には,ある寒い日にマイキーの水槽のヒーターが壊れてしまい,切羽詰まったのかマイキーが水槽から脱走して,次の日の朝にはナナの横で丸くなっていたことがある。クサガメのマイキーは,以前庭で水槽の水換えをしていた時には,庭を走っていたナナと一緒にザザザザッと草をかき分け歩き回っていたので,結構ナナと仲良しだ。

そういうわけで,カメが身近にいることもあり,昆虫も普通に飛んでくることもあり,猫にも寄生虫予防は必ずする。

みんなに元気でいて欲しいから。

必ずお薬をあげたいから,そしてできるだけお安く購入できると助かるから,ネットショップは色々チェックしていくと思う。そんなこんなで上記のお店にはよくお世話になるのだ。

段ボール箱 猫のゆりかごになる

みっちりもっちり箱に詰まっているニャンコの写真をアップしたので,プチプチ(緩衝材)を集めて箱に敷いてベッドにしている写真も出してみたい。

初めはただ箱だけ置いておいたのだが,別にしておいたプチプチを踏んづけて遊んでいたので「これはいける」と思ってプチプチを箱にたくさん入れたところ,普段から新聞紙をヒラヒラさせてやると喜んで新聞紙の下にもぐってくるラッキーが,プチプチを掘り進んで中にもぐっていた。最近ではここをベッドがわりにしていることが多く,段ボール箱の上部の折り畳み部分はアゴ乗せにちょうど良いらしい。

ラッキーの「猫さんベッド」

夫には普通に段ボールに入っている以上に,プチプチにもぐり込むというのは理解を超えているらしい。彼も子どもの頃に猫を飼っていたことが1度だけあったそうだけれど,家の内外を自由に出入りさせていたそうだし(でもそれで事故に遭ってしまった),お母さんが私と違ってとてもきれい好きなので箱がその辺に転がっているなどということはあり得ないから,見たことがなかったのだろう。

何かのネットニュースに,同じネコ科なら箱に入るのか?ということでライオンやトラやヒョウの足元に箱をおいたら入ったという写真付き記事があったので(箱が小さくて足しか入らないようだったが),「猫というのは箱があれば入るものなんだよ」と夫に話して「だから段ボールがそっちこっちに転がっていても見逃して」と言っている。最近は「片付けて」と言っても無駄だと悟っているようだ。

箱があれば猫が入るもの

ほとんど外出できないので,買い物は通販かネットスーパーで済ませている。なので通販の段ボール箱がたまってしまった。資源ごみの日に出せば良いのだが,箱を開くと当然のように中に入っている猫さん達を見ていると,「もうちょっと出さなくてもいいかな?」という気持ちになってしまう。そして猫が飽きるまで箱に入り,飽きるまでかじりまくって原型がなくなるまで,段ボール箱は愛される。

明らかに小さくて体が入りきらないだろうな,という箱にまで無理無理みっちりもっちり体を詰めてくる。

みっちりもっちり兄弟フルフルとバルバル

この頃では箱も形も選べるように,数種類あちこちに転がしている。底が浅いものや中に梱包用のプチプチを敷き詰めたものなど。

コミックのケースがわりにしている使用中の箱まで,ちょっと目を離すと入られてしまう。読み始めた時には,コミックを全部まとめて箱から出して,読み終わった順に箱に入れていったのだが,そうすると箱にみっちりと猫が詰まってしまってコミックを戻せなくなってしまうので,仕方がないから1冊ずつ出して読んで箱に戻している。

コミックブック15冊分ぐらいの厚みかな?

夫にはこの猫の段ボール愛が今ひとつ理解できないようで,どうして私が資源ごみを出さないのか,出すのが面倒なら代わりにまとめてあげようか,などと聞いてくる。

使い倒してしまった段ボールは確かに捨てても良いので,いつでも出せるように薄くして部屋の隅っこに立てかけてあるといえばあるのだが,一度外に出しそびれると何となくたまっている。

箱がそこにある限り猫が遊んでくれると,箱は捨てられないし,たくさんまとめてからでもいいや,と思ってしまうのだ。

こんなに仲良し

うちには柴犬と猫6匹とクサガメ1匹がいる。その中で最初に家にやってきたのは柴犬のナナだった。

ナナは人懐こくて優しく賢く忍耐強い。飼い主には全然似ていない。

ナナの後から家に迎えた猫達とカメも,みんなナナに懐いている(カメもしっかり懐いているのだ)。

猫達が子猫の時には,ナナはかいがいしく世話をしてくれた。お母さんのようにお尻を舐めたり耳を舐めたり体を舐めたり,とにかく猫達をきれいにして可愛がってくれた。猫達がちょっとふざけてパンチを入れてきても,上手にいなしてきた。

そんなナナなので,みんながナナにくっ付きたがる。冬は寒いからもちろんのこと,夏でさえも,冷房のせいなのか単にモフりたいからなのか,ナナにぺったりくっついている。

今は夏なのでまだ横にくっつくぐらいだが,冬になったらナナのお尻に乗って尻尾にくるまろうとする。

ナナがいたから,私自身も家の外に出ることができた(散歩とか動物病院とか)。

ナナ,いつもありがとう。

動けない日もある

大分調子が良くなってきたつもりだったが,動けない日は本当に動けない。夏だというのに毛布にくるまってソファの上でじっとしている。「あ,熱中症になるとまずいな。」と思って窓を閉めてエアコンをつける。

柴犬のナナを庭に出して運動させるためはき出し窓を開けておいたのだが,建物の向きの関係で風は入ってこない。室内は窓を閉めてカーテンを引いておけば外よりかなり涼しいのだが,窓を開けているとそうもいかない。でもナナが庭をタッタッタと走っているのを見るととても嬉しい。

ナナも外気温35度などという状態では長くは外にいられない。が,幸いなことにうちの庭には大きなクヌギ,クワ,ニセアカシア,モミジの木があるので日陰になるので,ナナは10分ぐらいは走っている。いい加減にあつい(最近の夏は「暑い」というより「熱い」感じになる)となると,ナナは「中に入れてよ」とアミドン(壁ドンみたいに網戸に当たってくる)してくるので網戸に穴があく前に室内に入れないといけない。

今日は天気が良かったから,本当は夕方涼しくなってからナナの散歩に行きたかったのだ。

けれどここ数日また低空飛行になってきた。昨日は散歩に行けたが一昨日と先一昨日は行けなかった。なので庭で走ってもらう。

ペットがいるから,何とか動いて生きている気がする。「ペットの世話が大変でしょう」と言われることもあるけれど,彼らがいるから世話しなくちゃいけないから,彼らに心のお世話をしてもらっているから,どうにかこうにか立ち上がる。

動けない時には「ナナちゃんごめんね」と謝りながら,モフモフさせてもらう。猫をぼけ〜っとなで,カメに話しかける。

ASDのある場合,慣れないものを受け入れがたくて苦手なこともあるけれど,好きな場合はものすごく好きというのがあって,自分は動物が大好きだし,人間と関わると疲れ切ってエネルギーが枯渇するけれど動物からはエネルギーをもらえる。

動ける日も動けない日も動物達に感謝する。

しかし,今週はすごく疲れる。理由はわかっているんだが。やっぱり参った。

猫のワクチン接種(5種混合)

飼い猫に年1回の5種混合ワクチン接種を受けさせた。

うちの場合は,5種混合ワクチンを夏に,猫免疫不全ウィルス感染症(FIV)予防ワクチンの接種は冬に行っている。

5種混合ワクチン接種は6匹全員うちに初めて来た子猫の時からしていたが,最年少猫のピーチ姫が猫エイズと診断されたので,他の猫達にはエイズ予防をしっかりしようと思ったのが,ピーチ姫を拾った夏から半年後の冬だったのだ。

猫さん達はとても賢いので,キャリーケースを持ち上げるのを見ると「どこかへ連れていかれる,痛いこと(注射)をする所だ,絶対イヤだ。」と思うらしく,家中を走り回りソファの下やテレビの陰や冷蔵庫の上に小さく丸まって出てこなくなる。

なので,ご飯を食べさせるときにキャリーケースの中で食べさせるようにした。その結果,彼らはご飯をチラつかせるとドアの開いたキャリーに自ら入って行く。ご飯の前にキャリーを持ち上げてはいけない。逃げるから。

今回接種したのは,猫汎白血球減少症(伝染性腸炎),猫ウィルス性鼻気管炎(FVR),猫カリシウィルス感染症,猫白血病ウィルス感染症,猫クラミジア感染症を予防するためのワクチン。このワクチンで予防できる病気について,鳥取県のホームページに詳しく出ていたのでURLを貼り付けてみる。まだ貼り付けというかリンクがうまくはれないので心配。

https://www.pref.tottori.lg.jp/126884.htm

今うちにいる犬も猫も,皆混合ワクチン,猫エイズ予防ワクチン,狂犬病予防ワクチンの接種は欠かさないようにしている。というか狂犬病に関しては欠かしたら法律違反である。

子どもの頃から実家には動物がいた。犬,猫,ニワトリ,ウサギ,ヤギなど。近所では牛や豚や馬がいた。姉は今ひとつ動物と馴染まなかったが,私は人間より動物と一緒にいる方が好きだったし気持ちが楽だった。人間と一緒にいると汗をかいたり呼吸が激しくなったり叫びたくなったりと,いわゆるパニックを起こしていた。動物といる時はとてもリラックスしていられる。

だが,実家は田舎にあって,当時の日本では犬や猫の予防接種など狂犬病以外はほとんどなく,同じ町内の獣医さんは「家畜」を見る獣医さんで,小動物を見てもらうのには曜日や時間帯の制限があった(家畜を見てから小動物を見てくれる)。なので私も家族も動物の感染症に対しては全くの無知だった。

飼い犬がウィルス性感染症で亡くなった時も,ひどく暑かった夏に熱中症で亡くなった時も,フィラリアで亡くなった時も,亡くなってから原因がわかって,「どうして知らなかったんだろう?」「もっとちゃんと知らなくちゃいけない。守らなくちゃいけない。」と思うようになった。

今は予防接種,ノミ・ダニ予防やフィラリアをはじめとする寄生虫予防のための薬を使用するなど気をつけている。迷子予防のために首輪に名札,体内にマイクロチップも装着している。

でも,どんなに気をつけても,どうしても至らないことがある。それが苦しい。できることは何でもしたいと思う。自分に子どもがいないからかもしれないけれど。というか,子どもが亡くなって鬱病がひどくなってきた時の,夫の「猫でも飼おう。きっと気が紛れるよ。」との言葉が始まりだったのだけれど。

猫を見に行ったペットショップで柴犬を買って帰り夫に「どうして犬?」と目を丸くされ,結局同じペットショップで猫も買い(「安くしますよ」と言われたのがすごくイヤだった),その後保護猫が5匹と保護カメがやってきて大所帯になったけれど,今こうしてこのワンコや猫さまやカメといて安らかでいられるのは,ありがたい。この子達に恩返しできればいいと思っている。

夏のクサガメ

夏になると,クサガメがワサワサワサワサ勢いよく動き出す。

9月末ぐらいに水温が下がると動きが鈍り,冬の間は水槽にカメ用ヒーターを入れないと動けないしご飯も食べられなくなる。3月ぐらいからじわじわ動きが出てきて,5月末ぐらいから活発になり,夏の間は「ハイなんじゃないかな」と思うほど動く。

今日水槽の水を交換する時には,水を抜こうとするのに対抗するかのようにワシャワシャ走って日向ぼっこ用の石の下に潜り込もうとした。そして頭を突っ込んでいた。

彼の名前はマイキーという。

名前の由来は「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」という映画である。レオナルド,ラファエロ,ミケランジェロ,ドナテッロという,イタリア美術の巨匠達の名前を冠したミュータントで人間大になって人語を話すカメの忍者の映画。私の好きなキャラは明るく元気なミケランジェロ(マイケランジェロと発音するんだが)で通称マイキー。だからうちにいるカメの名前もマイキー。

クサガメはオスの方がメスより小さい。マイキーのサイズと尻尾あたりの様子から「オスだ」と判断した。

マイキーがうちに来るまでには紆余曲折があった。そして名前がマイキーで定着して7〜8年になるが,その前は名前がなく「カメ」「亀吉」「カメくん」などその都度適当に呼ばれていた。

夏になって,元気にモリモリご飯を食べるマイキーを見ると安心する。冬は,ヒーターで温まって動き回るのに今ひとつご飯の進みが悪いから,このまま動けなくなるんじゃないかと心配になるのだ。ヒーターにも気をつけておかないといけない。マイキーが頭を石やヒーターの下に突っ込んでガメラのようにぬぉ〜っと持ち上げて,火事防止のサーモスタットが働いて知らない間に壊れているから。ヒーターは多分毎年買い換えた方が良い。寒い時に水槽から脱走して柴犬の横で丸くなっていたこともある。

夏はヒーターがなくても活動しやすく,秋冬に向けた栄養のためどきなので,今日も元気に動いて食べてもらいたい(しかし水を換えてからなんだかおとなしい)。

猫のアレルギー性皮膚炎 通院後

昨日書いた通り,我が家の最年少お猫さまのピーチ姫を動物病院に連れて行った。

1日で四肢の付け根から腹にかけてのおハゲが益々赤くなり熱を帯びてきたので,今日受診できなかったらどうしようかと落ち着かなかった。連休明けの動物病院の混み具合は,ハンパではない。午前の診療受付時間には玄関に待機している飼い主さん達が大勢いる。受付開始15分か20分ほどに行くと「12時半ぐらいになります」とのことで,順番が近くなったら電話で知らせてもらうことにして一度帰宅した。というか,始めから絶対に混雑しているはずだと踏んでいたから,ピーチ姫は家に置いて受付だけしに行ったのだ。

待ち時間に少し横になれるかもしれない,という期待もあった。ここ数年私は心身が参っているので,頭がグラグラして動けないなどということもある。だが動物病院へは私が行くしかない。日本語で詳しい状態が説明できないから,夫が病院に行くというのも考えられないのだ。大体,夫が人間の病院に行く場合も私がついていって説明するのが普通だし。

いかにも「病院に行くぞ」という素振りをすると,お猫さまはソファーの下に隠れたり冷蔵庫の上に飛び乗ったりして,なんとかして私が手を出せない所に逃げようとする。なので,ケージの上に段ボール箱という,猫が必ずと言っていいくらい潜り込んでくれるトラップを仕掛け,ピーチ姫が箱に入ったところで通りすがりにヒョイっと抱き上げてキャリーに入れた。

騙し打ちを喰らったピーチ姫は,可愛い外見に似合わない低音しゃがれ声で凄んできたが,キャリーから出す訳にはいかない。

動物病院の先生が手際良くステロイドの注射をしてくださって一段落。「混合ワクチンもしていく? ステロイでを注射しても大丈夫だよ。」とのことで,来週またワクチン接種に行くのはしんどい(いずれにせよ他の5匹を連れて行くのだが)のでピーチ姫はワクチン接種も今日終えることができた。

アレルギー性皮膚炎に効果があるという(ネットとかにも出ている)プラセンタのサプリメントを購入。これでどうなるか,1〜2ヶ月ピーチ姫様子を見ていこうと思う。

サプリのサイトを見つけたのでペースト↓

http://www.tsi.co.jp/tsi_companionanimal-placentagel.html

ピーチは気に入ったようでペロペロなめている。