イワン・チャイの効能 期待してます

ロシアの方からイワン・チャイというハーブティーをいただいた。ヤナギランの葉や茎や花を発酵させて乾かしたものと,カシス(日本語では黒スグリ)の葉を発酵・乾燥させたものとを混ぜ合わせてある。

袋の外側から中身が少し覗けるようになっている。

湯を注いで少し経つと紅茶のような色になってくる。

イワン・チャイはロシアでは健康増進のハーブティーとして好まれているのだそうだ。

 ・ヤナギラン(柳蘭)は抗酸化作用や免疫力をあげるなどの効能があり,細胞の老化を防ぐ(防ぐというよりゆっくりにする,じゃないかと思うが調べるとそう書かれていることが多い)。また利尿効果があり,尿酸排出も行うのでリウマチなどを予防する(らしい)。中性脂肪を下げる(らしい)。

 ・カシスの葉,というかカシス自体にはポリフェノールやアントシアニンが豊富に含まれている。眼精疲労や疲労回復に一役。またビタミンCも含まれている。風邪や喉の痛みがある時に摂取すると症状が緩和する(らしい)。血流をよくするので肩こりや冷え性に良い。

等々の効能があるそうだ。「らしい」を何度も書いてしまったのは,私は研究者でも医者でもないので無責任なことは書けないと思うから。

だが実際にロシアでは「イワン・チャイを飲めば癌にならない」「病気にならない」「若々しくいられる」と皆に愛飲されているのだそうだ。これは,夫が彼のロシア人の知人から聞いた話。夫はおよばれした際「いやぁ,ロシア人があんなにお茶を飲むなんて知らなかった。」と感心して帰ってきた。

香りがほんのり甘くて,味もなんとなく甘みがあるような気がする。甜茶ほどは甘くない。ハーブティーらしいハーブティーだなという感じがする。

ヤナギランというのはアカバナ科ヤナギラン属の植物で,日本にもあるそうだ。しかし近年都市化が進んだところでは絶滅してしまっているそうで,田舎の方にあるそうだ。関東北部や東北にはまだあるらしい。北部から東北部のヨーロッパに多いそうなので,多分涼しい方が良いのだろう。ロシアだからヨーロッパ東北部? でもロシアは日本のすぐ隣から広がっているから特にどの辺なのか? モスクワなんてドイツの近くじゃなかったか? でもウラジオストクは日本の北海道のすぐそこ。とにかく,日本にもある花だそうなので,絶滅しないように自然を大切にしてもらいたい。

カシスというと思い出すのは,「灰色の脳細胞」で有名な名探偵エルキュール・ポワロ。アガサ・クリスティ自身が作品の中で冗談で「何度も殺してやりたかった」と言うくらい,衣食住へのこだわりが強く時に理不尽なほどで,お酒は嗜まずにカシスのシロップを飲んでいる(コーヒーや紅茶よりココアが好き)。それを見る人たちが「ゲッ」となるシーンがよく出てくる。

カシスにも抗酸化作用があるそうなので,きっと「灰色の脳細胞」が活性化されるのだろう。ちなみにアガサ・クリスティは第1次世界大戦時には負傷兵の手当てなどをするために志願していて,その時に薬の知識も得て,それが小説の中でも生かされているという。「推理小説の女王」の中では,カシスが名探偵を作り出す薬だったのかもしれない。

このところ中性脂肪の値が上がってきているし,目も疲れるので,イワン・チャイの効能に期待したい。

夏の柴犬 ナナに涼しく過ごして欲しい

犬の起源はヨーロッパからロシア,猫の起源はアフリカ北部といわれている。特に猫は遺伝子的にはっきりしているそうで,リビアヤマネコ(リビアの山猫)が全ての猫の先祖だといわれている。

余談だが,リビアヤマネコはどこからどう見てもちょっと大きめのキジトラ猫である。日本でも,とあるペットショップに展示オンリーでリビアヤマネコがいるのだそうだが,キジトラ猫にしか見えないのでお客さんは誰も興味を示さない,という記事を読んだことがある。ウィキペディアの写真を見ても「うちのサバトラのフルフルの大きさぐらいかなあ? 色はキジトラのキルファと同じだなあ。」ぐらいの感じがする。フルフルとキルファは姉弟で,その弟が茶トラのバルバルである。私は心の中でこの3姉弟(キルファの態度がとてもえらそうなので絶対に「あねさん」だと思っている)を「レッツゴー3びき」と呼んでいる。子どもの頃にそういうお笑いトリオがいたので。

さて熱砂におおわれたリビア出身の猫に対して,犬は寒い寒い地方の出身だ。猫は寒さに弱いが暑さに結構強く,うちのキルファは夏の室温40度という普段使わない部屋に入り込むことがある。でも柴ワンコのナナはそうはいかない。

今日の外気温は携帯の気象情報によれば36℃以上である。人間の体温並みに暑い。これは犬には辛い。同じアパート(メゾネット長屋)で犬を飼っているお宅では,たいてい室内飼いか犬小屋の周りにテントを張って日陰を作るかして対策している。

昨年,うちのリビングのエアコンが壊れてしまった。管理会社に連絡したが「フィルター掃除をしてください」だったので,大慌てで冷風機を買ってナナに風が当たるように置いた。また,2階にある普段使わない部屋(猫のキルファが大好きなめちゃくちゃ暑くなる部屋)のドアを開け放ってエアコンをかけた。姉の用事で実家に呼び出されても長い時間はいなかった。ナナが熱中症を起こしたらどうしようかと気が気でなかったのだ(もちろん猫とカメも心配)。

ちなみに,壊れたエアコンを交換してもらえたのは今年の夏である。色々あって。

冷たい空気は温かい空気より下に来るので,2階のドアを開けてエアコンをつけると冷風が下に降りてくる。確かにリビングでエアコンを回すより弱いけれども,何もないよりずっと良い。

猛暑でないうちは冷風機でOKだった。猛暑になってからは2階からのエアコン冷風と,ナナはとても悲しい顔をしたけれど「体感25℃の涼感素材 犬用タンクトップ」というのを着てもらった。

タンクトップ着用中のナナ

タンクトップはPeppyという犬猫用品専門のサイトで3〜4年前に購入したもの。毎年新しい柄の涼感タンクトップや涼感バンダナ(首を冷やす)などが販売されている。元々これを購入した理由は「散歩の時に暑い」からだった。だが一昨年から昨年は自分と家族の具合が悪過ぎて昼間動けなかったから,今年は「よくよく考えたら夜歩いても良いんだな。」と気づいたから,散歩が夜になったので散歩にタンクトップは使わなかった。結局ずっと室内で着用している。青のボーダーも購入したので洗濯して交代に着せている。ナナには赤のボーダーの方が似合うと思う。

夏になってエアコンを交換してもらえたので,今はナナは部屋でくつろいでいる。横になってビローンと足を伸ばしている。

犬の熱中症が怖いのは,子どもの頃に実家で飼っていた子犬が,私が小学校に行っている間に熱中症で死んでしまったから。

ショックだった。朝は元気だったのに,帰宅した時小屋の前で倒れていた。実はその子犬は目が見えなくて,小屋への出し入れは私か祖母がしていたのだ。子犬は2ヶ月ぐらいだったので割と重くて,母犬のチロ(柴犬のミックス)は,子犬が小屋から落ちてもくわえて拾い上げることはできなかったのだ。またチロは繋がれていたけれど子犬はつないでいなかったから,日向に走り出てしまったらしい。悲しくてつらくて,以来犬が日向に出っ放しにならないようにと気になるのだ。

危機に対しての無知というのはとても怖い。

この母犬のチロもその子犬が亡くなってから数ヶ月後にウィルス感染症で死んでしまった。チロの前に私が生まれる前からいたジョンという犬がいたが,ジョンは10年以上生きたと思う。でもジョンは父が散歩がわりに鎖を解いた日に列車に近づいてあおられたショックで死んだ。チロはたったの4歳。フィラリアで死んだクマは5歳だった。もし私や家族に犬の熱中症やウィルス感染症や寄生虫の予防の知識があったら,放し飼いなんて危険以外の何ものでもないという知識と良識があったら,みんなもっと長生きできただろう。

昭和の半ばの田舎では,誰にもそんな知識がなかった。無知は罪という残酷だと思う。

チロの後,つらくてしばらく犬は飼えなかった。クマを飼うことになったのは,親戚の家で子犬がたくさん生まれて貰い手がいなければ保健所に連れて行く,と聞いたから。クマの姉妹達の里親になってくれる人も見つけた。そしてクマには本当に私が世話になった。

クマにも子犬がいて,その子犬がウィルス感染症で死んでしまった時に「この様子はチロと同じだ」と気づいて,本を調べてウィルス感染症がわかった。だから,ナナには年に1回の混合ワクチン接種を必ずしている。

クマがなくなってすごくショックで夜うなされることもあった。数年犬は飼わなかった。しかしある時子犬を保護してしまい,その子がうちの子になって,ホーリーと名付けた。ホーリーは老衰で亡くなるまで私の両親に可愛がられた。

犬だけでなく,猫のことでも色々思うことはある。でもここでは「犬の熱中症に注意」と書いておきたい。

月に一度の寄生虫,ノミ・ダニ予防お薬の日

柴犬ナナ,アメショのシムシム,保護猫フルフル,バルバル,キルファ,ラッキー,ピーチ姫の恒例行事,1ヶ月に1度の寄生虫・ノミ・ダニ予防のお薬の日。

ナナの寄生虫予防には,インターセプターチュアブルというドッグフードの粒のようなお薬(お肉味)を与えている。これはフィラリアや他の寄生虫も予防するということで,ナナが子犬の頃は,彼女自身が動物病院大好きワンコなので毎月動物病院に行っていたのだけれども,私の根性が持たなくなってしまったので,今では通販で購入している。

学生の頃に実家で飼っていたクマというとても性格の良いセッターのミックス犬がいた。私が毎日が辛くて前に進めないと悩んでいた浪人時代や,ADHD,ASD,HSPのために対人関係がギクシャクして遠巻きにされていた新採教員時代にずっと支えてくれた。けれど何十年も前のことで,私や家族にフィラリア予防という知識がなかったために,たった5歳でフィラリアで儚くなってしまった。

実家には他にも犬がいたのだが,彼らのことはおいおい書いていきたい。

クマが遠くに行ってしまってから,しばらくの間はずっとアパートで泣いていた。夜眠っても,クマが遠ざかったり埋葬されたりする夢を見て悲鳴をあげて目が覚めた。

だから「犬を飼うならフィラリア予防をする」と決意した。

その後実家ではホーリーというワンコを飼ったのだが,ホーリーには蚊の出る季節にフィラリア予防薬を与えていた。

現在我が家のバディであるナナには,1年間を通してインターセプターチュアブルを与えている。というのは,クサガメのマイキーがいるからである。

クサガメというのは体内に寄生虫がいるので,触れたら必ず手洗いしなければならないし,水槽の水換えでも周りにうっかり水をこぼさないように注意している。

フィラリアだけでなく,このクサガメ寄生虫を予防するために,ナナと猫達には必ず寄生虫予防薬を与える。それがナナの場合はインターセプターチュアブルなのだ。

前回ナナ用インターセプターチュアブルを購入したのは,多分猫の寄生虫予防薬を買っているところと同じではないかと思う(1年分まとめ買いしたので忘れた)。「うさパラ」というこちらのネットショップはとてもお仕事が丁寧な気がする。

https://usapara.pet/product/UP02346

ナナのノミ・ダニ予防にはフロントライン・プラスというアンプルみたいなパッケージのお薬。このフロント・ラインは首の後ろ(だいたい首輪のちょっと上)の皮膚につける。皮膚から吸収されて体内に行き渡るそうで,お薬をつけてから24時間は体を拭いたり洗ったりしないようにする(特に水は使ってはいけない)。

ナナはとても素直な性格なので,フロントライン・プラスの液を首に滴らせても,全く動じない。動じないどころか「何かした?」ぐらいの感じである。またインターセプター・チュアブルなどは彼女にとってはドッグフードと変わりないので「もっと欲しい」という顔をする(やるわけにはいかないが)。

フロントライン・プラスは主に「ペット・ゴー」というネットショップで購入している。

https://www.petgo.jp/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=new-syamei&gclid=EAIaIQobChMI897PkdOl8gIVUEFgCh2MSQIyEAAYASAAEgIKBvD_BwE

このお店も対応が迅速だと思う。

猫達には,動物病院で進められたので,寄生虫にもノミ・ダニにも効果があるというブロードラインというお薬を使っている。これはいつも「うさパラ」さんで購入している。

https://usapara.pet/products/s?key=f1d5c7eacf640b718bf2b7eb102210a17ade4233&k=ブロードライン&x=33&y=13&fields=3ede57b834f01ec96390dedd71763a04f099c696%253A

ブロードラインは「ぽちたま薬局」さんでも買ったことがあると思う。

https://pochitama.pet

ブロードラインもフロントライン・プラスと同様に首の後ろ側に液を滴らせる。

1年ぐらい前までは,猫達の首輪は革製だったのであまり気にしなかったのだが,シムシムが妙齢になったので(熟女になったので)軽い方がいいかなと思い,縮緬(ちりめん)の首輪に変えたら,うっかりすると薬液が首輪に染み込んでしまって体に行かないことに気づいた。なので首の後ろと言っても首輪に触らないくらい頭に近いところに滴らせるようにした。

ちなみに,縮緬製の猫首輪は「ぽぽ猫」というショップで購入した。軽く柔らかく細身なので,首周りがハゲっぽくならないので良い。(以前使っていた革製も良かったのだが年のせいかハゲやすくなったような気がするので)

「ぽぽ猫」さんは猫関連の様々な活動も行なっているらしい。

https://www.googleadservices.com/pagead/aclk?sa=L&ai=DChcSEwjy9KiA1qXyAhUQN2AKHVkPBU4YABAAGgJ0bQ&ae=2&ohost=www.google.com&cid=CAASE-Rocsv35SmE26DSk8zCyEkFDc4&sig=AOD64_2_XcnlwuR4b_t_wR_8VgaZ7G2-PA&q&adurl&ved=2ahUKEwin7qCA1qXyAhVGD94KHXC6ABcQ0Qx6BAgCEAE&dct=1

猫もフィラリアになることはあるし,クサガメのマイキーはいるし,猫は虫が家に入ってきたりすると捕まえて食べてしまうこともあるので寄生虫予防はしっかりしたい。我が家の猫達,特にシムシムとフルフルはハンター気質が強いので,セミやコオロギなどが家に入ってこようものならシュワっとジャンプしてガッツとくわえてしまうので,そして昆虫というのはだいたい体内に別の寄生虫がいるので要注意なのだ。

話は逸れるが,シムシムとフルフルだけがハンターなわけではなく,他の子達も網戸に昆虫がとまったりすると大騒ぎなのだが,ジャンプしてまで捕まえようとするのがシムシムとフルフルだけなのだ。そして,猫がカッコよくジャンプしてセミをくわえる横で,昆虫が大の苦手な私の夫は逃げ回っているのだ。

昨年の冬には,ある寒い日にマイキーの水槽のヒーターが壊れてしまい,切羽詰まったのかマイキーが水槽から脱走して,次の日の朝にはナナの横で丸くなっていたことがある。クサガメのマイキーは,以前庭で水槽の水換えをしていた時には,庭を走っていたナナと一緒にザザザザッと草をかき分け歩き回っていたので,結構ナナと仲良しだ。

そういうわけで,カメが身近にいることもあり,昆虫も普通に飛んでくることもあり,猫にも寄生虫予防は必ずする。

みんなに元気でいて欲しいから。

必ずお薬をあげたいから,そしてできるだけお安く購入できると助かるから,ネットショップは色々チェックしていくと思う。そんなこんなで上記のお店にはよくお世話になるのだ。

エリザベス女王が観光客に「女王」だと気付かれず

https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a37243622/queen-hilarious-response-when-tourists-didnt-recognize-her-in-balmoral-210809-lift1/

大英帝国というか英連邦というかU.K.( United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland )の女王であるエリザベス2世は以前からお茶目なジョークを言う人として知られていると思う。

あと,どうでもいい話なんだが,私は70歳代以上でピンクが似合う女性に憧れがある。それもはっきりクッキリしたピンクで,パステルピンクではない。サーモンピンクでもない。ショッキングピンクとかフューシャピンクとかチェリーピンクとかフクシアとか言われるピンク。

エリザベス女王もピンクが似合うので好きだ。

もちろん,エリザベス女王も仕事の服と日常の服があるわけで,地味なスカーフを頭にかぶってサングラスで車を運転する姿が写真に撮られたこともある。ツイードやフィッシャーマン風のセーターを着ている写真などもある。

オフの時にはがっちりがっつりメイクをしているわけでもなさそうだ。

そんなエリザベス女王がバルモラル城付近を散歩していてアメリカ人観光客に女王だと気付かれなかったという。行列でなくお付きの警護官と2人だったせいもあるのか。

私が英語を習っていた時,アメリカ人とイギリス人とオーストラリア人とカナダ人の英会話講師が「お前らなんか英語話せないじゃないか。」と冗談ではあるが半分本気で馬鹿にし合っているのを見たことがある。特にアメリカ人やアメリカ英語の影響を強く受けているカナダのアメリカ国境に近いあたり出身の人は,「イギリス人は英語が訛っている」と言う。

私のアメリカ人は友人(親友だ)は,かなり珍しい人で,元々母語がドイツ語とアメリカ英語半々の上に仕事で外国を回っていたからアジア系の言語もできるし少しアラビア語も知っている。そしてアメリカ人が彼女のドイツ系の苗字が読めなくて,書類の名前を勝手に綴りを変えてしまうと嘆いている。

そういう彼女やイギリス人やスコットランド人の知人達を見ている私には,通常モードのアメリカの方々の英語はかなり訛っている。そしてなぜか自分たちの英語が本物だと思っている。

まあそれはいいのだが,女王が女王だと気付かなかった観光客さん達は「この辺に住んでるのか」とか「女王を見たことあるか」などと聞いたらしい。

女王は「私は見たことない(確かに鏡や写真は実物ではないし本物は見られない本人だから)けれど,彼は(警護官)見たことあるわよ。」と答えたそうだ。

こう言う逸話が割とあるあるなエリザベス女王。旦那様を亡くされ,あまりかんばしくない孫もいて苦しいこともたくさんあるだろうに,なんだかんだで国家の象徴として立っている。

健やかにお過ごしください,と思う。

99歳の女性モデルデビュー かっこいい 

https://www.cosmopolitan.com/jp/trends/trend-news/a37253725/99-year-old-great-grandma-models-for-makeup-brand/

コスモポリタン誌に出ていた記事。「挑戦に年齢は関係ない!99歳のおばあちゃんがモデルデビュー」

写真を見て感じるのは「笑顔が素晴らしい」「自然なしわ」「年相応だからきれい」などなど。

アメリカの俳優(男女問わず)には整形している人がたくさんいて,映画やドラマを見ていて「以前は顎が張っていたのに今はエラがない」「鼻が細くなっている」「リフトアップし過ぎて顔全体が引き攣っている」「口角をあげようとして妖怪のような口になってしまった」「頬に詰め物入れすぎ」「唇の膨れ具合が怖い」など悲しくなってくるようだ。本人は綺麗になったと思っているのだとしたら,まあそれはそれでいいのかもしれないけれど,一般人と違って仕事として人々に顔を見せる人がこれ(見ていて悲しくなる怖くなる)では,残念な気持ちになる。

そういうこともあって,最近はアメリカのドラマや映画はあまり見ない。ヨーロッパの作品は見る。怖くないから。中東の作品も割と見る。アジアだったらドキュメンタリーとかを見る。

それはさておき・・・・

「99歳=おばあちゃん」なんて呼ばないでほしい。こんなにかっこいいのだから。この人は曽孫さんがメイクアップグッズ会社の創業者だったことでモデルを依頼されたのだそうだ。でも曾孫でなくても,もし街中でこういう可愛い妙齢のご婦人に会ったら「あ,いいなあ。歳を重ねてああなりたいな」と思わせてくれる気がする。

以前別の記事で読んだニューヨークの大学教授で70歳近くなってからモデルにスカウトされた女性や,ニューヨークの街角で出会った素敵なご婦人(大体80歳〜90歳)の写真集の話など,素敵な人は素敵だと思う。

日本だって女優の岸惠子さんは90歳ぐらいだけど,きれいだしかっこいいし「おばあちゃん」とは言われないと思う(娘さんがいたはずだから孫がいたとしてもおかしくはないが)。

本人が「おばあちゃん」と呼ばれることに抵抗がなかったとしても,他人は名前を呼ぶべきではないかと思う。

それでも,ついつい他人なのに「おばあちゃん」と言いた区なることはあるけれど。

この方へレナさんはフューシャピンクのプルオーバーや白いシャツをアクセサリーを上手に使って着こなしていて,服の組み合わせが全くできない何を着ればいいのか全くわからない(裸で外に出ないだけマシみたいな)私にとっては「すごく憧れる」タイプの女性。ゆったりしたフォルムの服がだらしなくならないのが良い。ピンと尖った襟の白いシャツも窮屈そうではない。無理に着ている感じがない。いいなあ。

人間,子ども時代や若い時代はあっという間で,中年以降がとてもとても長い。

私は結婚して数年経ってからは,随分若作りしていた時期があったと思う。夫が大分年下だったので。結婚したばかりの頃は「お似合い」と言われたのに,だんだん私が年相応に白髪も出てくると,一緒にショッピングセンターに行って「通訳の方ですか?」「ガイドの方ですか?」などと言われるようになって,意地になって髪を染めたりしたことがあった。

でも夫は「え〜,白髪ってかっこいいでしょ〜。染めないでよ。」と言ってくれたし,適応障害と鬱状態がひどくなる前だったが私自身も意地を張るのに疲れてしまい,アレルギーも酷かったので,白髪染めはやめてしまった。

今は5分の1か6分の1ぐらいが白髪。本当はヘレナさんのように真っ白になるといいなと思っているが体質的に「グレイヘア」どまりのようだ。やはり黒髪ベースの日本人なので。

まず体を大事にして,いい感じに自然に年を重ねたい。

段ボール箱 猫のゆりかごになる

みっちりもっちり箱に詰まっているニャンコの写真をアップしたので,プチプチ(緩衝材)を集めて箱に敷いてベッドにしている写真も出してみたい。

初めはただ箱だけ置いておいたのだが,別にしておいたプチプチを踏んづけて遊んでいたので「これはいける」と思ってプチプチを箱にたくさん入れたところ,普段から新聞紙をヒラヒラさせてやると喜んで新聞紙の下にもぐってくるラッキーが,プチプチを掘り進んで中にもぐっていた。最近ではここをベッドがわりにしていることが多く,段ボール箱の上部の折り畳み部分はアゴ乗せにちょうど良いらしい。

ラッキーの「猫さんベッド」

夫には普通に段ボールに入っている以上に,プチプチにもぐり込むというのは理解を超えているらしい。彼も子どもの頃に猫を飼っていたことが1度だけあったそうだけれど,家の内外を自由に出入りさせていたそうだし(でもそれで事故に遭ってしまった),お母さんが私と違ってとてもきれい好きなので箱がその辺に転がっているなどということはあり得ないから,見たことがなかったのだろう。

何かのネットニュースに,同じネコ科なら箱に入るのか?ということでライオンやトラやヒョウの足元に箱をおいたら入ったという写真付き記事があったので(箱が小さくて足しか入らないようだったが),「猫というのは箱があれば入るものなんだよ」と夫に話して「だから段ボールがそっちこっちに転がっていても見逃して」と言っている。最近は「片付けて」と言っても無駄だと悟っているようだ。

箱があれば猫が入るもの

ほとんど外出できないので,買い物は通販かネットスーパーで済ませている。なので通販の段ボール箱がたまってしまった。資源ごみの日に出せば良いのだが,箱を開くと当然のように中に入っている猫さん達を見ていると,「もうちょっと出さなくてもいいかな?」という気持ちになってしまう。そして猫が飽きるまで箱に入り,飽きるまでかじりまくって原型がなくなるまで,段ボール箱は愛される。

明らかに小さくて体が入りきらないだろうな,という箱にまで無理無理みっちりもっちり体を詰めてくる。

みっちりもっちり兄弟フルフルとバルバル

この頃では箱も形も選べるように,数種類あちこちに転がしている。底が浅いものや中に梱包用のプチプチを敷き詰めたものなど。

コミックのケースがわりにしている使用中の箱まで,ちょっと目を離すと入られてしまう。読み始めた時には,コミックを全部まとめて箱から出して,読み終わった順に箱に入れていったのだが,そうすると箱にみっちりと猫が詰まってしまってコミックを戻せなくなってしまうので,仕方がないから1冊ずつ出して読んで箱に戻している。

コミックブック15冊分ぐらいの厚みかな?

夫にはこの猫の段ボール愛が今ひとつ理解できないようで,どうして私が資源ごみを出さないのか,出すのが面倒なら代わりにまとめてあげようか,などと聞いてくる。

使い倒してしまった段ボールは確かに捨てても良いので,いつでも出せるように薄くして部屋の隅っこに立てかけてあるといえばあるのだが,一度外に出しそびれると何となくたまっている。

箱がそこにある限り猫が遊んでくれると,箱は捨てられないし,たくさんまとめてからでもいいや,と思ってしまうのだ。

火にかけた鍋を今日も忘れた

この時間となっては昨日のことなのだが,いつものことというか,火にかけた鍋の存在が「去る者は日々に疎し」になってしまった。

鍋は10人分のトルココーヒーを淹れるためのもので1リットルぐらいの水が入る(色々な大きさのコーヒー鍋がある)。それが半分ほどまで蒸発してしまった。大変な失敗だった。ここしばらく同じ失敗をしていなかったから油断してしまった。

自分がADHDがあることは知っているし身に染みてもいるので,普段なら「ガス点火」「鍋位置よし」「5分後には確認(目の前にデジタル時計)」と指差し確認をするのに。

別に,トルココーヒーを淹れようとしたわけではない。お湯を沸かそうとしただけ。うちにはヤカンがないのだ。白湯を準備したりお茶やコーヒーを淹れる時は,いつもトルココーヒー鍋かミルク鍋で沸かす。

やはり火を使っている時には,ガス台の前にイスを持って行って座って待った方が良さそうだ。次からはそうしてみよう。お湯が沸くまでの間はニャンコか柴ワンコをもふもふしていよう。

そして,「指差し確認」は有効だな,と改めて感じた。

コロナ予防ワクチン接種3日目

ワクチン接種をした日は何ともなく,2日目の昨日は全身がだるく注射した側の腕が四十肩か筋肉痛のように痛かった。夜になってからは少し熱っぽくなったので,冷房をいつもより強めにしてずっと横になっていた。

3日目の今日は,特に痛みもなく熱も引いた。

私が一番怖いのは,私がコロナに感染したら猫にも感染するおそれがあること。人間から猫への感染の症例があるから。

猫の健康で無事な毎日のためにもワクチン接種を受けた。

みんな一緒に体が元気であるように(そして心も元気だともっといい)。

こんなに仲良し

うちには柴犬と猫6匹とクサガメ1匹がいる。その中で最初に家にやってきたのは柴犬のナナだった。

ナナは人懐こくて優しく賢く忍耐強い。飼い主には全然似ていない。

ナナの後から家に迎えた猫達とカメも,みんなナナに懐いている(カメもしっかり懐いているのだ)。

猫達が子猫の時には,ナナはかいがいしく世話をしてくれた。お母さんのようにお尻を舐めたり耳を舐めたり体を舐めたり,とにかく猫達をきれいにして可愛がってくれた。猫達がちょっとふざけてパンチを入れてきても,上手にいなしてきた。

そんなナナなので,みんながナナにくっ付きたがる。冬は寒いからもちろんのこと,夏でさえも,冷房のせいなのか単にモフりたいからなのか,ナナにぺったりくっついている。

今は夏なのでまだ横にくっつくぐらいだが,冬になったらナナのお尻に乗って尻尾にくるまろうとする。

ナナがいたから,私自身も家の外に出ることができた(散歩とか動物病院とか)。

ナナ,いつもありがとう。