心理検査やら通院中の状態やらもろもろ込みで,「ADHDとASDがありますね。」と診断されたことでは正直ホッとした。
ADHDがあることは,もう20年以上前にお世話になった心療内科で言われていたのだけれど,当時の日本ではADHDという概念がほとんど知られていなかったから,周囲に自分の状態を説明しようにも理解してもらえなかった。
とはいえ,今でも「自分,ADHDがあって」と言ったとしても,「あはは,そんなことないよ。」と否定の言葉で慰められてしまう。「いや,そこ,慰めなくていいよ。」と内心では悶々としていた。
ただ自分がこういう状態だと自分で知っているだけでも,気は楽。